瞼のあかり。

あかりが瞼を透いてすう

誰かが叩く皮の音が
呼び止めてるよう

わからないまま言葉にしたら
影のない魚になった

視線は風船をなぞるよう
支点は空天をなぞるよ

日々が凪いでは隠すのはその遠く

君が泣いては渡すのは
僕には少し重い、抱き止めたい可愛げ。

空が凪いでひしゃげてゆく夕景の色の中。
輪郭さえ掴めないでいたら

手遅れが早過ぎたかのように思えてきたあかりの瞼。
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by matsumoto_nayuta | 2009-10-05 14:08 | 空想歌樂

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