世界樹の下で

例えば鳥の視点から、都市を俯瞰する。

新宿や、六本木や、品川を俯瞰する。

テレビのニュースなどでたまに見ることが出来る光景。

煌びやかで圧倒的な都市の姿

それを、空からいつも眺めている鳥たちはどう思っているんだろう。



国の偉い人や、お金持ちの人しか見れない特別な光景にはいつも憧れる。

空を飛びたいと思うのは地面に生きる人間共通の願望なんだ。


遠くて見えないあんな片田舎ででさえ、

僕らは一番高いところに昇って、いつも少し泣きながら遠くへ未来を探していた。

そんな昔もあった。



眠っている間にも形を変える、今僕たちがいるこの大都市は

古い物を壊して、その上に新しい物を作り、さらにまたそれを壊してその上に歴史を築いていく。

どんどん複雑になっていく。

例えば鳥の視点から、俯瞰し続けたら

その繰り返しの果てに、やがてはバベルの塔のように、若しくは世界樹のように大きな建造物が出来上がるのを見ることが出来るのかな

果てしない人間の願望を養分にして

どんどん空へ向かって伸びて行く

鋼鉄の世界樹。

僕らはそんな世界樹の下で、誰かと一緒に生きていく。

この空が落ちるまで。

一生懸命。

一生懸命。
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by matsumoto_nayuta | 2007-07-30 00:06 | lyrics

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