カーテンコール。

理由も分からず薄くぼやけていた空ろ空が

数十年経って

少し透明になってきている事に気付いた。

ここで座り込んでいた僕はあの時何を見ていたんだろう

穏やかな家族に囲まれて、緩やかな時の流れの中で

時折降る冷たい雨さえも

心地良かった。

本当の悲しみなんて、すれ違う事さえ無くて

感触の無い自我ばかり、執拗に大切にしようとしていた。

僕の祖父が、祖母が生き抜いて来た戦争経験からの思いもわからず

次女の母や婿養子の父の気持ちも知ろうとせず

何も生み出さず

何も変えようとせず

不満ばかり垂れ流してきた気がする。

いつも笑顔でいる事の辛さ

変わり続けてゆく世界の中で、大切に守り留めようとする事の大変さ

みんな僕の為に、僕らの為に「普通の幸せ」を守ろうとしてくれていたんだ。

そんなことを静かな街の桜を追いかけながら思ったこの三日間でした。


さあ

その想いに応える為に

また頑張ろう。


空ろな空のしたでも花を咲かせる君の花

誰かの為に咲かせる、それこそが僕の花。



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by matsumoto_nayuta | 2009-04-13 21:43 | 自己分析

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