カテゴリ:lyrics( 65 )

唄なんか歌ってると、

何を言いたかったかがわからなくなる時がよくあるんだ

どこかで聴いたようなメロディーと

誰かが言ってたような言葉が

自分の口から漏れてくるのが悔しくなったりして、堪えられなくなったりしてさ。


なんとかやめずにここまで来て

だんだん君が褒めてくれることだけが唯一の楽しみになって

でも僕がかたちにするのはいつも悲しい物語ばかりで

君の背をそっと後押しできるような歌を作れないもんかなと、

よく悩む。


でも悩みすぎているとなにも出てきてくれなくて、

もういいやって、好き勝手飛び跳ねて、力いっぱい弦を掻き鳴らして、裏返ってがりがりの絶叫してみたら、

あっという間に素敵な曲が出来たんだ

いつの間にか唄ってた。


だからね、君に聞いて欲しいんだ。どうしても。


いつか届けられることを祈りながら、おやすみなさい
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by matsumoto_nayuta | 2007-08-10 23:04 | 空想歌樂

35年蝉

今夜は、方南町のイイお店からの帰り道。

七つの鰭を持った素敵なくじらを見た帰り道。

23時を過ぎても蝉が鳴いていた。

近所のアパートの窓にも張り付いて鳴いていた。

部屋の中の人は誰よりも五月蠅い目に会っているんだろう。

あ、五月蠅いのは蠅じゃないんだったね。

でもまあ、今夜の話には影響はないから続けよう。


というわけで、蝉ってさ、

成熟するまで土の中で生活してるわけじゃん。

一年のやつもいれば七年のやつもいる、

十四年なんてやつの話も聴いたことある。

いろいろ大変だと思うんだ、

他のでかいやつらに喰われたり、冬虫夏草にやられたりするやつも沢山いるだろう。

でもさ、

もしさ、土ん中にいるときにさ、

同類と会っちゃったらどうすんの?

それで惚れちゃったらどうすんの?

土の外に出る気なくすじゃん。暑いし。


ほんとさ、出逢いって不思議だよね。






いいのかこんな書き方で?まあいいか、暑いんだもん。

あ、知らない人の為に、

オレ暑くなるとやる気失くすから、果てしなく。

はーやく冬になれー








てか、さすがに35年潜ってる蝉はいねーだろ。
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by matsumoto_nayuta | 2007-08-09 23:41 | 空想歌樂
なるべくであれば、

楽しい陽気な気分のまま過ごしていきたい。

誰もがそう考える。

落ち込んだり悲しんだり苦しんだり恨んだり恨まれたりなんて感情があるのはなぜだろう。



動物として、種の繁栄の為により良い相性の遺伝子を探して、より強い個体を数多く生み出し、
そしてその子達がまた交配の後に良い個体を生み出せる可能性を高めてあげる為に、
自らの経験と知恵を伝えていく。

シンプルで力強いプロセス。

それが叶わなかったとしても、

自分が他者を取り込むように、自分も取り込まれる比率は平等な50/50。

だから恨みもつらみも生まれない。

その枠の中で恨みつらみを漏らす者は的外れもいいところの、恥知らずでしかない。

だから自然に淘汰される。

結果、シンプルに前進していく者達だけの世界が出来上がる。

そんな簡単ではないから大変なのねん、あきらかに上記以外の要因が幾つも混じっている僕ら人間の世界は。


だから僕は、喜怒哀楽を面白おかしく猥雑に表現したい。

止まないエントロピーの雨に、傘を差さないで歩いていきたい。

子供の頃はみんなそうだったろ?

よけようとするからぶつかるんだよ、濡れようと思うからシャワーは気持ち良いんだ。



あー伊良部、言う。
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by matsumoto_nayuta | 2007-08-06 08:19 | 空想歌樂

世界の果て

球体であるこの地上には

世界の果ては無い。

それでも人間は自分の歩みの限界点を「世界の果て」と定義付けする。

悲しいけれど、

もどかしいけれど、

それは潔いのかも知れない。

人間ひとりの力なんてたいした事は無くて、

守りたいものなんかほとんど守れないし、

終いには自分で壊してしまうし、

妄想ばかり大きくて、でかい事ばかり口にして、どれだけの時間と資源と想いを無駄にしてきたんだか

でも、真っ直ぐな希望もちゃんと持っていて、それは自分の為ではなくて、

希望ってのは結構人の為に持てるもので

それはなんて眩しいんだろうと思えるんだな。


自分の子供や、世界中の未来を想像して、その場所に大地の果てと名づけた人達。

そこからは黄金色の朝日が見えるだろう

そこからは紺碧の海が見えるだろう

いつかまた君の笑顔にも出会えるだろう


世界の果てと果てを繋いで永遠にしよう。

シリエトク
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by matsumoto_nayuta | 2007-08-05 23:52 | 空想歌樂

世界樹の下で

例えば鳥の視点から、都市を俯瞰する。

新宿や、六本木や、品川を俯瞰する。

テレビのニュースなどでたまに見ることが出来る光景。

煌びやかで圧倒的な都市の姿

それを、空からいつも眺めている鳥たちはどう思っているんだろう。



国の偉い人や、お金持ちの人しか見れない特別な光景にはいつも憧れる。

空を飛びたいと思うのは地面に生きる人間共通の願望なんだ。


遠くて見えないあんな片田舎ででさえ、

僕らは一番高いところに昇って、いつも少し泣きながら遠くへ未来を探していた。

そんな昔もあった。



眠っている間にも形を変える、今僕たちがいるこの大都市は

古い物を壊して、その上に新しい物を作り、さらにまたそれを壊してその上に歴史を築いていく。

どんどん複雑になっていく。

例えば鳥の視点から、俯瞰し続けたら

その繰り返しの果てに、やがてはバベルの塔のように、若しくは世界樹のように大きな建造物が出来上がるのを見ることが出来るのかな

果てしない人間の願望を養分にして

どんどん空へ向かって伸びて行く

鋼鉄の世界樹。

僕らはそんな世界樹の下で、誰かと一緒に生きていく。

この空が落ちるまで。

一生懸命。

一生懸命。
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by matsumoto_nayuta | 2007-07-30 00:06 | 空想歌樂

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